戻って来たよ、フェズ

saitoon2008-05-31

フェズに着いたのは昨日の深夜。
 
バス停に着いたら、北欧系のお姉ちゃん二人と一緒に客引きに捕まった。
放っておいても良いんだけど。なんとなく一緒に動いた。
 
考えてみると、余計なお世話だったかもしれない。
 
フェズの地図を持っていないんで、どこにいるか分からない。
客引きのお兄ちゃんと、夜ご飯を食べることになる。
 
面白いほどアラビアなまりの英語。
 
ツアー行かないか、とかうるさい。
絨毯買わないかとか、
 
適当にあしらって帰ったけど、なんか飯代高いんだもん。
 
このタイミングで先進国から離れた事に気がつく。
前に来た、フェズだけど今回は完全な個人旅行。
 
気をつけないと、やられるからね。
 
朝、7時。
起きて、宿の番台に地図ないか聞く。
無いって。

仕方が無いので壁に貼ってある地図を書き写す。
目指すのは駅。
 
なんとなく地中海沿いにカサブランカを目指そうと思ってた。
とりあえずはメクネスに行く電車をチェック。
そんで今日泊まる宿を探す。
 
歩いていると、なんとなく事情が分かってくる。
バスステーションの場所、駅の場所…。
新市街にいるんだけど、どの辺かが理解できた。
 
宿は歩いていて、ちょっと高級そうなところを見つけた。
一応値段を聞いてみる。
思ったより安いね。
シングル一つを予約する。
 
後は電車。
駅の少し前で、英語で話しかけられる。
 
なんか気の良さそうな、おじさん。
とりあえず話す。話すんだけど、なにを言ってるのか分からない。

話しながら歩いて行くと、赤いトレーナーを着たおっさん。
兄弟だ!とか紹介された。

またかよ…兄弟の「にしきのあきら」って昔の歌手みたいなおっさん。
宿の話とか、ずいぶん吹っかけてくる感じがする。
 
そのうちはじめのおじさんが怒りだした。
話している内容が分からないのと、自分が見つけた客が取られた感じなんだろうね。
 
それにしても話がぶっ飛んでる。
一日タクシーチャーターしろって。安いって。
 
安くねえじゃん。
 
時刻を調べて、ホテルへ帰って宿の引っ越しを済ませて、近くのモロッコ料理屋で食事して、旧市街へタクシーで。
 
前に来たときにお世話になったカスバに行ったんだけど、アブドラはいないし、彼のお母さんはサイトゥーンの事を忘れていた。
 
そんなもん。
それでいい。
 
日本語でお礼を言って、カスバを後にする。
去年行かなかった、お墓の上にあるお城の丘に行く事にする。
 
フェズ全体がみえる丘。
木陰で街を見ていた。
 
自分の記念写真を撮って、丘のお城を見に行く。
中は武器博物館になってた。

公園を歩いていると、子供たちがやって来た。
ドラゴンボールの真似してくれた。
 
なんで?
 
にしても大人気です。日本のアニメ。