空の上で考えた、ITがバカを作る事も多い

今日はハノイからシンガポールへの移動日
 
深呼吸をした。
 
考えられることよりも多い情報はただ忙しくするだけじゃなくて、
物事を味わう時間さえ奪う。
 
そんな環境で芸術が育つわけがない。
圧倒的な造形力や想像力は時間が熟成させる。
美しさへの哲学は、知識と過去の偉業を学ぶことから確立される。
 
情報に埋もれた時代、糞みたいなコピービジネスだけが流行る。
一つ一つの事を味わうこともなく、ちょっとバーチャルに見ただけで納得せずに次を探す。
 
充実するわけないじゃん。
そんな不毛な人生を生きる気はしない。
 
多くを持っていると言うことは、何も持っていないのに等しい。
塩野七生が著書に書いていた台詞。
 
持ってたってしょうがない情報が多すぎる。
どうせ見やしないんだから。