2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

超訳ニーチェより11

おじけづいたら負ける 「ああ、もう道はない」と思えば、打開の道があったとしても、急に見えなくなるものだ。 「危ないっ」と思えば、安全な場所はなくなる。 「これで終わりか」と思いこんだら、終わりの入り口に足を差し入れることになる。 「どうしよう…

ニーチェの言葉を続ける

子供に清潔観念を与える 子供のうちに特に強くしつけておくべきは、清潔好きの感覚だ。もちろんそれは、手を洗うことによって汚れや病気から身を守り、健康を保つことができるようになるからだ。 また、その清潔好きの感覚は、やがて他の精神的な面にも広ま…

超訳ニーチェから

所有欲に征服されるな 所有欲は悪ではない。所有欲は働いて金を稼ごうとすることをうながし、その金銭によって人は十分な暮らしを送れるばかりか、人間的な自由と自立さえ得ることができる。 しかし、人が金銭を使っているうちはいいのだが、所有欲が度を過…

たまにはサイトゥーンの言葉より

世の中の7割は、現実でないところから起こる 保険の多くは、予測される悪い未来に対してかける。 恐怖の多くは、知らない事への不安から起こる。 欲望は宝石やお金、車などのモノを買いたい現象となって起こる。でもたとえば高級者を買う場合、多くの人は高…

やっぱりニーチェの言葉から08

脱皮しない蛇は破滅する。 人間も全く同じだ。ふるいかんがえのかわをいつまでもかぶっていれば、やがて内側から腐っていき、成長することなど出来ないどころか、死んでしまう。 常に新しく生きていくために、私たちは考えを新陳代謝させていかなくてはなら…

超訳ニーチェから7

あまりにも名文で驚いた本「超訳ニーチェ」その41 断言すると賛同してくれる多くの人々納得させたり、彼らに何らかの効果を及ぼしたいのなら、物事を断言すればいい。 自分の意見の正当性を、あれやこれや論じてみてもだめだ。そういうことをすると、帰って…

超訳ニーチェから6

あまりにも名文で驚いた本「超訳ニーチェ」その39 高まるために捨てる 人生はそれほど長いものではない。夕方に死が訪れても何の不思議もない。だから、わたしたちが何かをなすちゃんすは、いつも今この瞬間にしかないのだ。 そして、その限られた時間の中で…

超訳ニーチェから5

あまりにも名文で驚いた本「超訳ニーチェ」その38 生に強く向かうものを選べ すべての良いものは、生きることをうながしている。あるいは、生きることの刺激となっている。 死を題材にしている書物でさえ、生への刺激となっている良書がある。生命をテーマに…

超訳ニーチェから4

あまりにも名文で驚いた本「超訳ニーチェ」その31 楽しんで学ぶ たとえば、外国語を学んで、まだ少ししか話せない人は、すでに外国語に通じて流暢な人よりも、外国語を話す機会をとてもうれしがるものだ。 こういう風に楽しみというものは、いつも半可通の人…

超訳ニーチェから3

あまりにも名文で驚いた本「超訳ニーチェ」その26 満足が贅沢 今では享楽者とか快楽主義者という誤解された意味でのみ使われている「エピキュリアン」という言葉だが、その語源となった古代ギリシアの哲学者エピキュロスは、生きていく上での快楽を追求した…

超訳ニーチェから2

あまりにも名文で驚いた本「超訳ニーチェ」その24 無限の豊かさは自分にある 同じものを相手にしても、ある人は一つか二つくらいしか、そこから汲み出すことが出来ない。このことはふつう、能力の差だと思われている。 しかし実は人は、そのものからないかを…

超訳ニーチェから

あまりにも名文で驚いた本「超訳ニーチェ」その22 友人を求める前に自分自身を愛する 出来るだけ多くの友人を欲しがり、知り合っただけで友人と認め、いつも誰か仲間と一緒にいないと落ち着かないのは、自分が危険な状態になっているという証拠だ。 本来の自…