超訳ニーチェから6

あまりにも名文で驚いた本「超訳ニーチェ」その39
 
高まるために捨てる
 
 人生はそれほど長いものではない。夕方に死が訪れても何の不思議もない。だから、わたしたちが何かをなすちゃんすは、いつも今この瞬間にしかないのだ。
 そして、その限られた時間の中で何かをなす以上、何かから離れたり、何かをきっぱりと捨てなくてはならない。しかし、なにを捨てようかと悩んだりする必要はない。件名に行動しているうちに、不必要なものは自然と自分から離れていくからだ。あたかも、黄色くなった葉が樹木から離れ去るかのように。
 そうしてわたしたちはさらに身軽になり、目指す高みへとますます近づいていくことになるのだ。
 
 
 
サイトゥーンの人生の中で、世界一周の一人旅は大きな一角になっているんだけど、本当に人生は短い。好きな事が一つ本気でやれたら十分だって気もする。