2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ロシアで写真家としての姿勢を考えた

そこに起こっていることを誰かに伝える触媒であればいい。 そこにカメラマンの個性を主張する必要もなく、 意図的に作為を強調することもない。 感動したものを、感動したように撮り、感動したとうりに見せられればよい。 中途半端な個性は、あざといだけで…

極東ロシアに関して

若い男女は、美男美女が本当に多い。 女性は一定の年齢を過ぎると、急に太る…というのは嘘。 太っていないおばさんもいっぱいいた。日本と同じくらいの比率だと思う。 なんというか、あんまり日本人を好きではないみたい、一般的にね。 でも、東北人と同じで…

スティングリッツ教授の世界を不幸にしたグローバリズムの正体

ロシアの海上で読んでいた本 ノーベル経済学賞を受賞し、クリントン政権で経済委員会に属し、世界銀行の副頭取であった、実際に世界を歩いて回った問題を提示した、スティングリッツ教授の名著「世界を不幸にしたグローバリズムの正体」というトンデモ本みた…

サイトゥーンの幸福論

人として、幸福な状態というのは、自分でやるべき事・やりたいことが自分で出来ること。 それを学ぶこと。習得していること。 そこをお金や他に頼ると、時として、いびつな形で人格が形成される。 たぶん、そこには近道はない。急ぐことは出来るにしても。 …

例えば恋だってそうだよね

価値のある人っていうのは、恋してもぐちゃぐちゃにならない。 それは自分をコントロールできているから、感情の吐露ですっきりしようとしない。 というか、 感情にまかせて騒ぎ立てるより、心を律している方が気持ちが良いから。 無理して、いい人ぶってい…

ロシアの旅で思った事

価値のあるものや、知的な人に囲まれると その人の人生は価値のある生き方になる可能性が高い。 価値のあるものは高いものではある。 だけど値段が高いものとは限らない。 価値を見抜く力は個々の問題であり、 それは知識と知性よって得られるものだと思う。…

お金のかからない生き方

たぶん自分の事を自分でやれることに満足できるようになると、 不必要なお金がかからなくなる気がする。 例えば料理、 美味しいものが自分で作れるようになると、 もっと美味しいものが作れたら楽しかったりするので、 外食費が減る。 例えば旅、 自分でディ…

初めてロシアに行ったのだ

カムチャッカで考えたこと 価値の基準としては、やっぱり自由。 結局、自分のやりたいことを、自分でやって、満足できればいい。 出来ることなら、周りも喜んでくれる感じであればいい。 旅に関して、というか個人旅行での世界旅行に関していうなら、 やっぱ…

シュムシュ島へ

最後のエクスカーション。当初の予定にははいっていなかったのだけど、キャプテンが是非見せたいという事で最終の上陸地になった。 エクスプローラーの良さは、こうした自由度。天候や環境によって予定を変更出来る事が、素晴らしい風景に乗客を連れて行ける…

ロシア

霧の海の中へ 朝起きると濃い霧が船を包んでいる。 窓を開けてみる。ちょっと寒い。 そりゃそうだ。ここは極東ロシア。緯度もかなり高い。 今日の予定はゾディアックでのアザラシとラッコがいる海のクルーズ。 カメラバッグごと海水を被った気分的なショック…