南極で考えた9 南極の嘘と本当

実際に行ってみて、南極はどういうところか分かった。
ちょっとだけ、だけど。
 
大陸としては、かなりの大きさがある。全陸地の約9%を占める大きさ。
 
厳寒の地と言われているが、風がない半島の場所によっては、夏0℃以上の暖かさになる。
 
どこの国の土地でもないと言われているが、実は イギリス・ニュージーランド・フランス・ノルウェー・オーストラリア・チリ・アルゼンチンが領有を主張している。どこかの国が実際に領有しようとしたら、アメリカもロシアも世界中の国が主張する火種の様な場所だったりもする。
 
ペンギンの営巣地の多くは、雪の上ではなくて岩が出ている場所だったりする。
 
氷山の一部は青い。
 
氷山は長い間氷が圧縮されて、青い反射するようになったって誰かが書いてた。
それは嘘だと思う。
もちろん光が入り込むところは青いんだけど、全てが青い氷山がたまに浮いている。
その青さは、海水が染み込んできてるからじゃないかな。
回折現象で青だけが残るからそう見える。
 
実際には、どうでも良くて美しさは変わらない。