日本ってこんな国

「もったいない」って言葉に象徴されるように、ものを大事にする国だと思っていた。
 
以前、広告で「もったいない」って言葉は日本にしかないような事を言ってた。
 
真に受けてそう思っていたけど、それは嘘。
 
確かに、「もったいない」と同意語は存在していないかもしれない。
だけど会話や文法として「もったいない」は存在する。
 
それも多くの国であたりまえに存在する。
 
現在、日本の食料廃棄率は25%を越えている。
これは、世界一の廃棄率。
 
このもったいない国は、食料を捨て、まだ住める建物を壊しては建て、まだ乗れる車を売っては買うという事を繰り返してきた。
 
そして馬車馬みたいに働くのが当たり前な風土を作り、ぐるぐるお金を回して経済大国になった。
 
民族としては非常に真面目で優れた国だと思う。
 
その国の民族は、非常に働くという事と、モラルがあるということ、そしてお金を持っているという事において、世界から非常に高く評価されている。
 
言い換えれば、
過剰労働と過剰消費、過剰な将来への不安と海外への無知。
金銭的な成功以外の幸福基準を持たなかった部分が、現在の日本の形に思えるんだけどね。