NHKのアホ番組「もしドラ」

ふとNHKを見た。
 
洗濯物を干す間の暇つぶしだったんだけど…
もしドラ」をアニメでやっていた。
NHKでだ。
もしドラ」は「もしも高校の野球部のマネージャーがドラッガーを読んだら」だったかな、そんな本の略。
 
一応サイトゥーンも読んだ。
お金を払う気にならなかったので図書館で借りた。
 
ストーリーは中学生でも書ける内容だった。
 
天才マーケッター秋本康のところで放送作家として働いていた人が書いた本らしい。
 
内容なんかどうしようもない、ご都合の良い話なんだけど、それをNHKでアニメシリーズまで持って行くセールスには恐れ入った。
たぶんプランとしてそこまで計画していたんだろうね…秋本康すごいわ〜
 
彼はテレビ業界における優秀なビジネスマンであり、経営者だと感心する。
本当に感心する。
 
最近のテレビなんて、想像力がないと思っている。というか想像力なんかテレビには既にない。
朝のバラエティニュースを見ればわかる。
スポーツ新聞の記事を読みながら、コメントをする番組がたくさんある。
つまり自分たちで取材にも行かず、他のメディアの記事をそのまま鵜呑みで話して批判してるんだよね。
ネタ元がスポーツ新聞だったりするわけだ。
 
それはニュースではない。
おばちゃんの井戸端会議。どうでもいいことなんだよね。
 
一番致命的なのは、くだらない番組が美しくないこと。
売れりゃいいんだしか見えないもん。
 
そして売れるシステム、つまり儲かるシステムが大手を振っていること。
本で売って、勉強会を売って、テレビ放映で売る。
一度の生産で、三度売れる。
三毛作だね。
 
確かに儲かるだろうね。
お客なんかバカでいい。喜んでお金を払ってくれればいい。
そんな割り切りが垣間見えるんだよね。
 
そんなのに乗っちゃうNHKなんかお金払う価値ないな。
 
そんなに「もしドラ」勧めたいなら、空いてる時間に
もしドラNHKがお薦めできる書籍なので一読下さい」って放送すれば10秒で終わるよ。
残りの時間と予算をもっとクリエイティブな番組作りに向けて欲しいわさ、金取る気ならね。