頭悪いのかな、毎日新聞

毎日新聞に、中部電力の原発中止要請の記事が載っていた。
　
管総理の判断は、この状況において多くの人が概ね受け入れる内容ではないかと思う。
　
にもかかわらず、毎日新聞は書いている。
あたかも社会の意見として、さり気なく反対論を書いている、ように受け取れる。
　
御前崎の建設業のおじさんが税収ダウンだと懸念する。
水道業の親子連れが、原発は安全と信じてきたが、地元の雇用が気になると嘆く。
御前崎市長は、原発交付金に依存していた自治体をどうするかと不満を言う。
　
なんだ、そりゃ。
最近の新聞社は、土建屋のおじさんや水道屋の兄ちゃんが床屋で親父と話しているような事を記事にするのかい、って思った。
　
こんな、関わりのない一般市民の声を、いかにも大衆の意見のように書くのが毎日新聞。
毎日そんな記事を書いている。
　
御前崎市長は、福島の惨状を知らないかもしれない。
強制退去される万一のリスクより、原発交付金の方が大事なのかな？
　
たぶん、毎日新聞は省庁と仲が良くて、自民党と密接な付き合いがある。
客観性があるように書きながら、全然責任のない市民の声を適度選んで、方向性をつけている。
　
書けばいいじゃん、「毎日新聞は原発賛成です」ってさ。
古い新聞屋なので省庁とか自民党を心情的に応援しているんですってさ。
　
現実的に原発を推進してきたのは自民党であって、責を負うとすればそこに関わった議員であり官僚であり、外郭団体でしょうよ。
　
そこを刺さないよね、毎日新聞。