最近見た映画
アンジェリクってのが図書館に置いてあった。女侯爵の大恋愛冒険ドラマってずいぶんたいそうな話。
それも、中世フランスが舞台で、ルイ14世とかの頃の話。
うっすら記憶があったけど、そんなベルばらみたいなの興味もなかった。
興味もなかったんだけど、借りるものが無かったんで、借りてみた。
これがジェットコースタームービー。
後から超有名な話だったって知ったんだけど、知識がなかったから、心構えなく見れた。
貧乏な貴族の娘が、従兄のところで育てられ、
意のない結婚をさせられるが、男の誠意に徐々に心を開き、
幸せな生活を送っていると、
王様の嫉妬でダンナが異端裁判で火あぶりにされ、
全財産と爵位を没収されて、
奴隷に売られそうになったところを、
幼なじみが今は盗賊の頭になっていて、助けられる。
それもつかの間、盗賊同士の争いで幼なじみは殺され、
再び逃げるが、行き場がないと思われたところに
昔の侍従が助けに来て、レストランの共同経営者になる。
このレストランが大繁盛するだけど、
不良貴族が連んで酒飲んで暴れて、レストランの従業員を殺してしまう。
庶民の代表の吟遊詩人が現れ、瓦版で一人一人を告発していく。
その一人が王様の弟だから、貴族はたまったものじゃない。
アンジェリクは告発を止める事で王様と取引をする。
が手違いで吟遊詩人は殺される。
王様からもらったチョコレートの専売権で莫大な財を築く。
その財産で、落ちぶれていた従兄の侯爵と結婚。
貴族に返り咲く。
ところが戦争で、またもダンナは死んでしまう。
こんな話が延々と続く。
面白い。飽きない。
40年前にこんな映画が作られてたとは…。
エンターテイメントの五大要素がきっちり入ってる。
成功・悲劇・恋愛・冒険・笑い。
今、五巻組の三巻を見たトコ。