7月8日、サーキットは曇りほんの少し雨
筑波サーキットに行った。
クラシックカーレースの取材で。アルファロメオのレースを撮影。
昔、バイクのレースをしていた頃、筑波を走っていた。
だけどレースから離れてから、来ることもなくなっていた。
本当に久しぶり。でも覚えていた。
ほとんどズレがなく、どこにいるか分かった。だけど、思ったより小さく感じた。
思い出は、大きく、いい話になってしまうな〜。
1960年代のロメオが19台。4クラスに分かれているけど、混走。
AR Cupっていう年4戦のシリーズ。
家から自走して、レースして帰る。というプロセスにこだわっている。
そして二つのタイム評価で順番が決まる。
ひとつは、順位。
もうひとつは自己申告タイムと実走タイムの差。
なんかゴルフコンペみたいだけど、誰もが楽しんで走れるってのも悪くないなって思う。
だから60歳くらいの選手がいたりする。
それが本気で車をメンテナンスして、レーシングタイヤをつけて走る。
スピンしたりもする。
だけど、どっかしら優しい。
第一線のレースは勝たないと価値はない。そういう潔さも好き。
死ななくて良い武士道みたいなのがね。
いつも戦ってなくてもいいじゃん、って思う余裕も出来てきた。
だけど、久しぶりに血が騒いだ。
この感じは、下手したら死ぬような遊びじゃないと、感じられないモノだ。