読書感想文

アンジェリーナ・ジョリーの著書、「思いは国境を越えて」を最近読んでいる。
 
あんまりニュースや話題にならない、テロや内戦や迫害で難民になった人達の話。
彼女が、実際に何度も国連高等弁務官事務所を通じて現地に行っている。
国立高等弁務官事務所って言うとアメリカにある事務所みたいだけど、ここは世界中の難民キャンプを運営している機関の事で、ここの職員っていうのは、ほとんどが実際の難民キャンプで救済活動の実務をしている。
アフリカやカンボジアやコロンビア。
地雷が埋まっている地帯が山ほどあって、22分に一人が地雷で死ぬか手足を失う。
10歳の女の子がレイプされる。住民に教育が禁止しているテロ組織がある。
 
狂気は未だに世界中の至る所にある。
多くは出来れば聞きたくない事だ。実際知らなかった事は多い。
でもアンジェリーナは伝えようとしてる。
 
世界の3割がなんらかの紛争の中にあるって事を知っておくべきだと思った。
かなり読んで良かったと思った。