グリッター

マライア・キャリー主演、上映と同時に酷評された「グリッター」。
DVDのジャケットが今でいうNUTSの表紙みたいで、なんだこりゃって感じで、暇だったら見るか程度の映画だったけど、なぜか昼にやってて見た。
 
結論から言うと、わりと好き。
でもそれは、マライアが出てるから。
 
役者は見事なまでに安い。
ストーリーは昼メロみたいな青春ドラマ。
具体的には無名のシンガーの恋愛とサクセスストーリー。
それにしても、ヤマはなく、ちょっと物語の書ける高校生が書きそうな感じ。
コバルト文庫とかね。
 
セットとか、衣装とか、メイクとか全てが予算のないテレビドラマみたい。
眉毛なんか書いたって感じ。
チークとかリンゴ娘で、マライア自前メイクか!って思った。
 
革ジャンとか、なんかロッカーって感じの妙な雰囲気。
全てがアンバランスで、狙ってるのかとも思った。
 
うん、最低だな。最低。
マライア〜、役者としては最低だよ。
だけど歌ってるシーン、その音域と音圧。
テレビで見てもスバらしい。
 
やっぱり神様がよこした歌姫さまですな。