ティファニーで朝食を見た
結局この映画もティファニーはほんの少ししか出ていない。
まあティファニーを後進国まで知らしめたとは思う。
主人公は、オードリー・ヘップバーン。
片田舎で若くして結婚させられたが、退屈で、蒸発する様に逃げ出しニューヨークにやってきた設定。
名前を変えて、ヤクザの伝言係とかしながら、割りの良い報酬で暮らしている。
男遊びも数多く、日常的にトラブルが起きている。
お金持ちと結婚して、贅沢三昧な生活をする事を常に考えながら、男を物色している。
そんな、彼女のアパートメントに駆け出しの作家が引っ越してくるあたりからストーリーが始まる。
作家は資本家の妻の愛人になっていて、オードリーは偶然にそれを知る。
共感と興味で二人は仲良くなるが、彼女にとって作家はちょっと興味のあった一人。
だが、徐々に作家は本気になる。
その途中、田舎にいるオードリーの夫が迎えに来る。彼女は「鷲も成長すれば飛んでいく」というような名台詞を吐いて別れを告げる。
オードリーは、ブラジルの大資本家を射止めかけるが、伝言係をしていたヤクザが起こした犯罪が発覚する。
新聞はオードリーを追い回し、面倒は避けたい資本家は去る。
作家は、そんな彼女に幸せにすると約束して、オードリーと付き合いはじめる。
そしてハッピーエンド…ありえなくない?
昔はこんな妄想の世界が通用していたんだと驚いた。