8時半にアルベルトさんに電話。
出ない…でも二日会っている感覚から大丈夫だって思ってた。
たぶんルールとして9時前に電話に出ない人なんだと思った。
9時過ぎに電話。
やはり、というか出た。
こっち向かってるって、連絡は済ませてあるって。
 
ホテルのフロントで長距離バスの相談をしてたら、登場。
今日は、勝負の日。
ここでコケたら全てが終わる。
ここを凌いだら、次の風景が見える。
 
息を深く吸って、車に乗り込んだ。
 
ほぼ話は良い方向で進んだ。
そりゃそうだ、基本的には物流が増えることでwin-winの提案してるんだから。
 
夕方、アルベルトさんと別れる。
 
ホッとして部屋に戻る。
リベルダージの町に出て、カレー焼きそばを食べた。
一ヶ月ぶりに箸を持った。まだ使えるね。
1時間ほどインターネット。 
また街に出て、ホテル近くの角の軽食屋さんでビールとカフェを飲む。
 
日記を書きながら考えた。
ビジネスのシステムを考える上で重要なのは、
信頼できる人と組むこと。
信頼してもらえるシステムを構築すること。
将来に繋がる実績を作ること。
 
実践としては、
 
仕事の分担を明確にする。
分担に応じた正当な報酬を明確にしておく。
自由なスクラップビルドが出来るよう、適度な遊びを作っておく。
  
ふっと喜多嶋隆の小説にあった言葉が浮かぶ。
恋愛に関して言ってたんだけど、
「牛をまるごと食べようとするような恋愛をして苦労している人って多い。だけど、そんなに食べられるわけじゃないじゃない。
本当に美味しいところを食べられるだけあればいいのにね」
名台詞だと思う、ビジネスでも同じだと思った。
細かいことは書かないけど、サンパウロでそう思った。
 
実現すれば市場はかなり大きい。