朝からちょっと頭痛。
パソコンに向かい過ぎと、ビールのせいかな…
こっちのアルコール、あんまり良質じゃないかもね。
この頭痛の感じって、安い酒を飲んだ二日酔いって感じ。
まあ疲れも溜まっていたかもね。
 
11時まで寝てた。
無理しないことがかなり重要なのはもう身に染みてる。
 
昼過ぎまでインターネットで調べモノ。
その後は幸恵ちゃんが言ってた衣装用のアクリルジュエリーって言うの?探しに問屋街を歩く。
思ったより高いよ。なんか日本のほうが安いんじゃない、って思った。
2件くらいしか見てないけど。
 
その後市場へ行ってみた。
昼ごはん食べにね。
ハムが5センチくらい重なったサンドイッチを食べようと思ったんだけど、
市場の中を散歩してたら、クレープにいろいろ入れて巻いたのが美味そうでそっちを食べてしまった。
美味かったんだけどね。5レアル。350円くらい。
こっちでは高いかもね。飲み物入れると600円くらいだからね。
 
その後、地下鉄で移動した。
TRIYANのイザベルが合同で使っているショールームを見せてくれた。
1時間くらい前に来てしまったんだけど、快く案内してくれた。
結局2時間近くいておいとま。
 
ブラジルのビキニは年齢に関係なく着るとの事。
日本じゃ無理だけど、それはそれ。
服に関しては10代から30代までをターゲットにしているって。
 
現実的にファッションを意識させるには、ひとつの大きなコンセプトで理解させる方がいい。
それはこの国の一面を鮮やかに切り取るものでなきゃいけない。
 
なんか思った。
ブラジルのコンセプトはエイジレスなのかもしれない。
歳相応って考え方全くないもん。
 
歳を取らないとか、感じさせないとか、いつまでも若いとかなんだけど。
リオの大御所が元気に踊ってた、二人の息子がいて誕生祝いにダンスホールに誘う粋な母親と会った。
「おじさん」はやたら元気が良かったからブラジルに来たのかもしれない。
マレッサ一家はお姉もお母も、いつまでたっても恋してビキニ着てた。パパはヨットから飛び込むしね。
日本が持ってる底抜けに明るいブラジルのイメージともリンクするから、馴染みやすいしね。
見て感じたブラジルを、作り物のイメージじゃなくて、伝えられるコンセプトだと思った。
 
実際には、かなりつめる必要があるけどね。
お年寄りに「まだまだ若いですね」みたいな話じゃない…けどそう見られたら若い人は離れる。
歳相応ってのが無いのが格好いいって意識、、これをどう表現するか。
大枠はこれで行こう。
 
ショールームの見学の後、
サンパウロの原宿、オスカー・フィレル通りを歩いた。
日が落ちかけた時間。
UMAのロベルトとも会った、ナネさんとも再会した、ABESTも行った。イザベルとも再開できた。
ちょっと自信もついた。
だいたい聞いていたんで驚かなかったけど、レベルはL.A.の高級ショッピング通りと大差ない、というかこっちのほうがお洒落だと思った。
 
メリッサって靴屋見つけた。
これブラジルオリジナルなら凄いよ。詳細はまた後で。
 
ちょっとワクワクしてきた。
明日、アルベルトさんに連絡するのが楽しみ。
 
その後、新市街のパウリスタ通りをお散歩。
断言しよう。
一見では新市街は東京とあんまり変わらないくらい安全な感じするよ。
そこからリベルダージを見ると、ごみ臭とかあるし電気少なくて危ないよね。
リベルダージで酒飲んでる人ってダメそうな親父さんが多かった。
だからブラジル人はあまり酒飲まないのかなって思ってた。
だけどパウリスタ通りじゃスーツ着たビジネスマンが仕事の後のビール飲んでるじゃん。
いい場所で安全だから酒飲んでられるんだよね。
 
音大の学生がヴィバルディの四季を大道芸チックに三重奏+カホンで演奏してたりする場所だよ。
サンバの香りはやっぱダウンタウンなのかな…
 
旅の途中で気がついたんだけど、歴史地域の旧市街って大体は観光エリアでその国の今がある場所ではない。まあ当たり前だけど。
観光地として行くなら良いんだけど、旧市街だけを見て今を判断すると全然違う話になっちゃうね。
どこも発展途上国になるよ。イタリアやフランスでも。
過去の無いアメリカ、過去を葬られた日本、過去を整理したシンガポールとかは分かりやすい先進国ではあるね。
 
お腹が空いてポルキロに入った。ビュッフェ式のレストラン。グラムいくらで値段つける。
ちょっとずついろいろ食べられるのは嬉しいね。
これ日本でやっても良さそうだけどあんまり無いね。
約840円。
 
ダウンタウンに戻る。
リベルダージの地下鉄を出る。
ガラの悪い場所だなって思った。
次に来ることがあったてもここには宿を取らないだろうとは思うけど。

だけど、ここは日系人にとって特別な意味を持っている場所だって話の端々から伝わる。
そういう人の思いが詰まっているところを聖地っていうのかな…
 
大枠だけど、サンパウロのアウトラインは大体把握できたと思う。
本日の生活費を計算してみた。たぶん旅を始めてから初めて計算してみた。
600+840+3000+400+420+140=5400円
意外にお手ごろじゃないの。