saitoon2008-05-20

朝起きようと思ったけど、結局10時半。
チェックアウトまで30分。
取り急ぎ荷造りしてチェックアウト。
地下鉄を乗り継いでAtochaへ。
グワダラハラまで600円くらい。お手ごろだね。
30分に1本くらい。乗って1時間で到着した。
 
駅に降りる。
いわゆる観光客のための設備は何もない。
駅前には、ホテル兼食堂が一軒あるだけ。
そこに入ってコーラを頼む。ツーリストインフォメーションは?って聞く。
ベラベラベラってスペイン語
あ、この店は完全に観光客を相手にしてないってのが分かった。
 
バスだの言ってるけど早口で分からないもん。英語話せる人もいない。
どこだよ、観光地は…
写真を見せる。お客が一人、説明してくれた。
歩いて10分。
ここまっすぐみたいな話しっぷり。
軽く腹に詰めて、出た。
 
したらバスが止まってた。女性の運転手。
セントロ行きます?って聞いたら行くわって。
乗った。120円くらい。
さてどこ連れて行かれるんだろうね。まあ、最悪でも戻れないことはないでしょ。
セントロで下ろしてってお願いした。
いいわ、って返事。 
が、
途中で駐車場によって運転手が変わって、伝言したにもかかわらず、セントロすっぽかされて街を半周回って、近くで下ろされた。結局10分歩いた。まあ普通の街見られたから良かったかもしれない。
 
見たかった建物を見た。
で、ツーリストインフォがその前にあった。
ここで、ツーリストインフォメーションは観光地にしかないって事を知った。
 
ところがそこはシエスタ
午後4時までお休み。今2時だぞ。
もう自力でホテルを探そうと決めた。
近くに看板。ホテル・インファンシス。総額38ユーロ。いいよそれで。
レセプションのオバちゃんは早口のスペイン語
何言ってんだか分からない。端端の単語で内容を理解する。
 
ところでお腹空いたんだけど、今開いてるレストランない?
マラビージャってとこあるわ。坂ずーっと登った先。
荷物を置いたら体は軽い。
 
ここから暫くご飯はバール一色になる。
ご飯食べてビール飲んで、ホテルに戻って観光地をチェックして、走るように観光。
でも教会とか結構飽きてるんだよね。
 
なんでひとつの街にこうも教会が多いのかな?
檀家によって宗派が微妙に違うとかあるのかな…
 
まあ、綺麗だけど引っ掛かりが無い街だね。
 
スペインは日が暮れるのが9時半頃。
で今8時。広場では子供がガンガン遊んでる。
スペインに来てから、ちゃんとした食事をしていない。
ちゃんとしたっていうのは、レストランでって意味でね。
あとはバール。バーガーキングに一回。
小盛りでちょっとづつ食べられるのが良い。
でも2皿くらいなんだけど。で軽くビール。
その繰り返し。
 
で広場があった。4軒のバールが囲んでいる。
どこに入るか考える。
Bueno, que adonde ir a bar!
とりあえず、ショーケースがあるところ。
それでメニューが書いてあるところ。
 
覗いてみるとオバちゃんと娘さんでやっているようなお店。
テレビで闘牛をやってた。
Hache corrida de toros en television.
はじめて見た。
はじめに闘牛士若手が何人かで牛を走り回らせる。ピンク色の布を使ってね。
Los trero corrido lo toro.
そんでその後、牛は、馬に乗って槍を持っている人にぶち当たるのがお約束。
牛は槍で突かれ、若手がピンクの布を持って気をそらせる。
その後で、中堅の闘牛士二人が背中に2本ずつ、計4本の釘を背中に打つ。
牛は背中から血を流してる。
ここまでやって、真打ちの闘牛士が登場。
 
言ってしまえば、手負いの牛に対して、真打ちが登場するわけだね。
あんまり人の文化にとやかく言わないけど、寄ってたかって牛殺すみたいに見えた。
これはいわゆるローマから続く、コロシアムの戦いなのかもね。
 
そして、真打ちの見せ場。
一枚の布で牛と向き合い、出来るだけ動かず、勇気を鼓舞してぎりぎりで牛をかわす。
何度も、何度も。連続で。
そして牛が疲れた頃、一突きで牛をしとめる。

まあ、牛によっては一度で仕留められないんだけどね。
これがストーリー。
ビールとムール貝とオリーブ食べながら見てた。
でもそんなんじゃ足りないよね。
 
で次の店へ。
ハムとかポテトとかにビールにワイン。
まあまあ美味かった。
 
夜ホテルに帰ったら、ネットが使えた。
結局夜中までメールを書いて寝た。