saitoon2008-05-21

ホテルのチェックアウト12時
 
昨日、深夜の3時頃までメール書いてた。
起きたのが11時半。朝食は付いていないからいいか。
取り急ぎチェックアウト。
 
ホテルを出て、またツーリストインフォメーションへ。
駅までのバスの行き方を聞く。
目の前のバス停で乗って、3つ目だった。
 
駅前で昼食。
あの親切じゃないオバちゃん。
軽く食べる。
 
駅でトレドまでの切符を頼む。
無いって言うんで、マドリッドまでを買う。
 
電車は2階建て。上に乗って日記を書いていた。
二つ目くらいの駅で、乗ってきた中年の夫婦。
通路の向かい側に座る。
 
それは良いんだけど、こっちの椅子に荷物を置くんだよね。
一部のスペイン人はかなり無神経。
自分たちの席には何もない状態にしたいみたいだし、他人への気遣いがない。
だいだい、サイトゥーンのスーツケース出せないじゃん。
 
でもなんか意図が分かるんだよね。
 
山手線乗ってて、東南アジアの人が堂々と乗っていると、なんとなく違和感感じたりするみたいな言われ方なんだろうね。
ここは、私の国。あなたの国じゃないよ。
って無言で伝えている感じがね。

後から分かるんだけど、スペインに華僑は多く、それなりにずうずうしい。
間違われたのかも知れない。
けど、やっぱり無神経な態度をされるのは気に入らないね。

一つ前のマドリッド何とかってところで急いで荷物を下ろす。
出口付近には何人か人がいた。ついでにトレドに行く方法を聞く。

特急で行けって。
マドリッド到着。Graciasって挨拶。De nadaって去っていった。

切符を買って、トレドへ。
約1時間でトレド駅。

小雨が降っていた。
プラットホームから、丘の上のお城が見えた。
あそこが観光地なのかな…
 
トレドに何があるか実は知らない。
マドリッドの宿で勧められた街だから来たんだけどね。
 
やっぱり駅にはツーリストインフォは無い。
人に聞いてもあんまり教えてくれない。
 
なんか不親切な感じ。
まあスペインだしね。
 
とりあえずソカロへ行くバスに乗る。
でもソカロに何があるか知らないんだけどね。
 
バスはどんどん丘を登っていく。
城壁の中へ入る。
 
びっくりした、まんま中世の街なんだもん。
ソカロと言われたバス停で降りる。
 
Perdon! Donde esta oficina de turista?
けっこう話せるようになってる自分に驚く。

aji!かな。指さしてあっちって教えてもらう。
 
ツーリストインフォ発見。
ホテルを聞く。幾つか。

スーツケースを引きながら、勾配の激しい石畳の街を歩く。

激安ホテルを見に行く。
おばあちゃんが出てきた。
とりあえず部屋に入る。
 
なんか幽霊屋敷みたいな雰囲気もなくはない。
でもなんか、断ったら悲しまれそうなんで決めちゃった。
値段10ユーロ、安いんだけどね。
 
荷物を置いて外に出る。
かなり気分的に苦しいホテルだったんで、ほかのホテルを物色しながら観光。

ベネツィアみたいに迷路な街。
で石なのか石膏なのか解らないけど、かなり中世。
 
ちょっと戸惑いながら、カメラを持って散歩してた。
日差しは強くて、空気は乾いているからそれなりに気持ち良いけどね。
 
歩いてたら、ソカロに戻った。
またツーリストインフォへ行く。
風車の街、コンスグエラの行き方を聞く。
バスステーションへ行けって。
それは、丘の下。城壁の外の普通の街のところだった。
歩いて20分くらいかな。
行って調べた。

また丘へ戻りながら歩く。
もう17時。でも全然明るいんだよね。
 
でまたトレドを歩き回ってた。
夕方になるとショーウィンドが金色に光っていた。
おみやげ屋さんなんだけど、光り物が多い。

ブローチとか、ペンダントとか。だいたい金色。
 
絵葉書を買うと、明日お祭りだって教えてくれた。
だったら、と思って一泊することにした。
別に急ぐ宛もないしね。
 
気分の合いそうなバールを探す。
暇そうで、親父さんと話せそうで、安そうな感じ。

As De Oros
暇そうな店だった。お客は一人しかいなかった。
カウンターに座る。
何飲む?って。
目の前にあったサングリアを頼む。

主人のトマスさんと仲良くなる。
 
帰りにもう一軒。
花火やってた。
オランダ人の夫婦。
ホテルに帰る。
古くなった匂いのするベッド。
スプリングが死んで、やたらとめり込むので寝れない。