web進化論って本を読んだ

一般人が、インターネットとその影響と未来を垣間見るには適切な本だと思う。
 
つまらない未来が目の前に広がっている現実が書いてある。
 
昔、アルビン・トフラーのパワーシフトって本と読んだ。
過去から近代・現代において力の根元が何だったのか書いてある名著だったと思っている。
少しだけ書くと、
原始時代〜古代→暴力つまり軍事力など直接に人間や環境を破壊出来るもの
近代     →富、お金や土地など原資として産業設備に転化できるもの
つい最近の現代→知識、特定の場所や組織に有効な情報や知識は集約されていた為
本当に現代  →情報、瞬間的に価値が上がり、広がり無価値になる
 
現代において情報は、瞬間的に高価格で、すぐに無価値になる。
そしてそれがお金になると人が群がる。
 
商売人として、時代に乗るだけを考えるなら群がるのも一つの生き方。
 
時間をかけてしか創造出来ない、本当の意味でのアートは生き残れるだろうか。
商売にならない場合、画廊は面倒を見るだろうか。
美術を理解できるパトロンは存在し続けるだろうか…。
 
時代と添い寝出来る人もいる、そうでない人もいる。
どんどん彼女を変えていける人もいる、一人と長く付き合う人もいる。