平気で嘘をつく人たち

前に書いたかも知れないけど、ずいぶん昔に一瞬大ヒットを飛ばした本のタイトルが
 
「平気で嘘をつく人たち」
 
だった。
 
なんか普通に平気で嘘をつく人達が増えていると思う。
電車で雑誌の中吊り広告見ても、売れれば良いじゃんって感じのタイトルが多い。
週刊新潮とか週刊現代とかも、
 
男性週刊誌は必死なんだね。売れ行きとか、視聴率とか。
なんか資金繰りがヤバくなって来た会社が、苦し紛れで経営してる感じに似てるね。
 
たぶんこれはメディアの主流が変化している事が原因。
 
 
この前、東京商工会議所セミナーに行って、難しい事と本質的な事を簡単に説明する先生と出会った。
 
溝井&パートナー経営コンサルティングって会社を率いている。
久しぶりに会った、現場を重視するの超職人的なコンサルティング
ちょっと付いていきたいと思った人だった。
並の経営者じゃ、現実過ぎて正視しずらいくらい鋭いかもね。
 
駅まで一緒に帰ったけど、話した事を少々。
 
広告って、以前は目標を設定された表現のアートだった。
一つの商品を世の中に適切に認知させて、購買につなげる。その手法を考えるアートだった部分が多々あったと思う。
今は、世間のいろいろなものから一番合っているものからのチョイスに変わった…と思う。
 
決定的に変化したのは、考えて作り出す要素が減って、あるものを広いところから無作為に探して組み合わせるって事。
考えて生み出すのじゃなくて、選ぶって事。

たぶんこれもメディアの主流が変化している事が原因。
 
メディアの主流の変化っていうのは、インターネットの比率が増えているって事。
たぶん社会人のほとんどは、テレビを見ているよりパソコンの前に居る時間の方が長いんじゃないかな。
 
善し悪しでなく、時代の変化だから仕方がないとは思う。
だけど、人の創造性は確実に退化していると感じる。