貴乃花に関して思った

どんなところでも自分のいる場所で一番上になった経験のある人は、一番上にそんなにご褒美はない事は理解すると思う。
 
そこは風上で、周囲全てが崖だったりする。
山水画の切り立った山みたいだったり、マウイ島の緩い勾配だったり、色々あるけど。
 
あるのはだいたい二つ。一つは周りからの、高さに応じた評価。
もう一つは未来を描く権利ってのかな…てか、その世界の未来そのものになっている事に気がつくはず。
一つの世界を計る時、その世界の一番上にいる人たちを見ると、その世界がどうなるか予測が出来たりする。
 
頂点が夢を持たない状況だったら衰退するだろうね。
もしくは夢とか未来を描けない状態。
 
なんとなく貴乃花親方の思い込んだ行動を見ていて思った。
今の相撲界に未来はあんまりない、それを変えようとする気持ちなんじゃないかな。
いい男だなって思ったりね。見た目も悪くないけど。
 
やくみつる、とかあの手の連中は外から評論してればいいから楽だなって思ったりもした。