ボランティアの話を聞いた

ホテルのレストランで70歳くらいの板さんって感じのおじさんと食事した。
建設機器の運転とか教えてるって。
でも機械とかちゃんと無くて、ほとんど暇で、日本語を子供に教えてるって言ってた。
昔はODAが何十億もあって、地元の働く人たちは日本人からいろんなものを買ってもらったのに、最近は何もくれないって文句を言ってるって。
彼はパラグアイ人の応対に不満を言ってた。
 
もう一人の人は、ITインフラを教えに来たんだけど、そんなの教えられる環境が全く無くて、仕方ないんでラジオとか電気関係を教えてるって。
2年間の期間なんだけど授業を始める準備が出来るまで14ヶ月くらいかかったとか言ってた。
 
うん、まあ本とかに書いてあるとおりで、実際ボランティアで行ってみると何にもなかったりするらしい。
グアテマラに行った人の話だけど、ほぼ2年間完全に遊んでたって話も聞いた。
 
不思議だと思うのが、なんでそんな事になる前に準備出来ないんだろう…って事。
 
本八幡の教会の棚にも30年くらい前のJICAボランティアの人が書いた本があって同じ事が書いてあった。
たぶん全く改善されてないって事なのかな。