北欧がどんな場所か話そう

北ヨーロッパであるデンマークの首都、ノルウェーの首都、そしてノルウェー沿岸の冬を体験して思う事。
デンマークの首都であるコペンハーゲンは2月なのに雪がなかった。
オスロは雪があったけど、積もってはいなかった。
聞くところにはそんなに雪は降らないみたい。
ノルウェー第二の都市であるベルゲンに関しても、ほとんど道路に雪がなかった。
雪が積もっていたのは、トロンハイムまで行ってから。
 
おおよそなんだけど、雪の感じからするとトロンハイムが新潟・秋田。
コペンハーゲンは東京並み。オスロが仙台。トロムソを超えて北海道。
 
もちろん感覚的なものなので、数値で見たら違いがあるだろうけどね。
で寒さの質は、都会になるほど寒く感じる。
これは温度とかでなく、都会はビルなど暗い色が多く、暗くて寒く感じる。
キルケネスという街が北極圏に入って、ロシアとの国境に近くにあるけれど、体感的にはこっちの方が暖かい。
雪に囲まれた街に、明るい色の壁で覆われた家。電球の暖かい色。
 
思った。
マイナス2度とマイナス20度がどう違うのか。
港は海面が凍っていた。小型の船はとてもじゃないけど行けない。
培ってきたノウハウがあるのだろうけれど、水道は凍っていないし、車も動いている。
雪が溶けないので、雪は粉のようになって道は滑りにくくもなる。
そんな未体験ゾーンではある。
 
だけど、東京で外出する方が寒い。
そう感じた。
 
本気で思った。