秋本康とアーティストが儲からない構造

ここでいうアーティストはミュージシャンの意味ではない。
 
アーティストが儲からないのは、好きな事をやっているから。
儲かることというのは、売れるものを売るとかって事。
 
お金を稼ぐというのは、基本的に社会のニーズに対してサービスをすることによって得られる対価。その対価が大きいことが儲かるとも言える。
 
もちろんそんな正直で単純な事じゃないけどね。
 
「秋本康」的なビジネスがある。
大きな市場で、売れる物作り。
レベルは高くなくていい。
そしてニーズに対してちょっと高いレベルで良い。

それは、面白くも文化的でもない。
もちろんクリエイティブでもない。
だけど大衆的ではある。
そして売れている。
 
彼は事業をやっている。
アーティストの表現をやっているわけでもない。
 
事業とアート。
似ている部分はままあるけど、それは実は同じ場所でも、
違うことを違うルールでやっている。
 
つまり生きている世界が違うって事だったりする。