優秀な人の動かしかた

過去の実例や実績を重視すると、上手くいかない時代になっている。
  
正しく言えば、過去の実績や実例は参考にしなければならない。
 
だけど、そのように行かない。
  
なぜかというと情報が早く、そして広くなりすぎて経験則以外の不確定要素が増えているから。
 
普通に優秀な人が、舵を握った時。
その予測不能なものに対して、対策を立てない場合が多い。
大手企業でも、方針に悪いところがないけれど徐々に業績が下がっている場合、
過去を踏襲している場合が多い。
そして、成功すればするほど、過去にこだわる。
 
会社でミスなくそこそこの実績を持っているというレベルでは、
対応出来ない世の中になって来た。
 
会社経営の立場から考えれば、こういう事になる。
 
優秀な人間を集めてもクリエイティブなことは生まれにくい。
ただし、実務として指示したものは、良い仕事をする。
 
だから、経営者は創造的で破壊的であれという事になる。
それは優秀な世界からは理解しづらいと思う。