東大話法とは

最近聞いた余談だけど、
 
日本のメディアの手法として「説教エロ」と呼ばれるスタイルがある。
例を挙げると、風俗業界で働く女性とかを取材して、表向きは、その実情さを語る。
でもその性描写はぎりぎりまで艶かしく書くことで、実はよりエロ記事にしてしまうという手法を言う。
政治面でこの手法は朝日新聞毎日新聞が得意としている。
 
大阪の橋本市長の話や福島の書き方なんか、良識もあったものではない。

それ以外にも、「東大話法」と呼ばれるスタイルもある。
すこし解説するけど、「東大」は関係なく単なる欺瞞話法なんだけど。
えげつないと思うけど、本を売る為のタイトル付けなのは理解出来る。
東大の知人もいるが、誓っていうが僕の友人で東大出身の人たちは普通に誠実な人である。
 
とはいえ、欺瞞話法とは何かという点では、参考になる本だった。
せっかくなのでwikiから抜粋してみた

東大話法規則一覧

自分の信念ではなく、自分の立場に合わせた思考を採用する。
自分の立場の都合のよいように相手の話を解釈する。
都合の悪いことは無視し、都合のよいことだけ返事をする。
都合のよいことがない場合には、関係のない話をしてお茶を濁す
どんなにいい加減でつじつまの合わないことでも自信満々で話す。
自分の問題を隠すために、同種の問題を持つ人を、力いっぱい批判する。
その場で自分が立派な人だと思われることを言う。
自分を傍観者と見なし、発言者を分類してレッテル貼りし、実体化して属性を勝手に設定し、解説する。
「誤解を恐れずに言えば」と言って、嘘をつく。
スケープゴートを侮蔑することで、読者・聞き手を恫喝し、迎合的な態度を取らせる。
相手の知識が自分より低いと見たら、なりふり構わず、自信満々で難しそうな概念を持ち出す。
自分の議論を「公平」だと無根拠に断言する。
自分の立場に沿って、都合のよい話を集める。
羊頭狗肉
わけのわからない見せかけの自己批判によって、誠実さを演出する。
わけのわからない理屈を使って相手をケムに巻き、自分の主張を正当化する。
ああでもない、こうでもない、と自分がいろいろ知っていることを並べて、賢いところを見せる。
ああでもない、こうでもない、と引っ張っておいて、自分の言いたいところに突然落とす。
全体のバランスを常に考えて発言せよ。
「もし◯◯◯であるとしたら、お詫びします」と言って、謝罪したフリで切り抜ける。
権力機構にいる頭のいい人で、志のない人が使う手法と考えていいとは思うけど。
 
まあ、テレビや新聞の記事っぽいと思った。
既に、マスメディアは公器の器の品位なんてない。
  
テレビなんか信用してはいけない。これは本気で思う。