中野で商売起こしてもダメかと思った2

中野区主催のライフサポート事業の甘いセミナーに行った話の続き

現実として、独立して勝手にするなら「働けるうちに、死ぬまで暮らせる金を稼げ」というのが日本国の福利厚生。
 
どんなゆるい商売だって、そこそこの覚悟は必要なのが起業。
なのに、そこに助成金をちらつかせて起業を煽ってどうするのかと思う。
 
そりゃ区役所の職員が、安倍首相が操業率を増やす方針を出して、何らかの目標が都や区に回るとしたら、仕事としてやらなければならないのは理解できる。
 
区の職員たって単なるサラリーマン。
事業を興したら何が起きるかなんて知らない。経験もないだろうし、区レベルで優秀な人材がそんなにいるわけもない。
 
だから上から回ってきた仕事をこなすって事は理解できるけど、場当たりではあって欲しくはない。
そして最悪な展開である、判断せず外注に丸投げはやめて欲しい。
最低限やめて欲しい。
 
この中野の事業は、パソナに丸投げっぽかった。
そして人材派遣会社のパソナは、小泉純一郎の時代の竹中平蔵の肝いりで、教育事業などに官公庁に入り込んだ会社。
そしてその竹中平蔵は、パソナの取締役会長になっている。年収1億との噂。
  
別に、政商であること自体は悪い事ではない。
ただ政商であるからこそ、良い事業や良い人材教育を期待したい。
 
税金を垂れ流す起業を勧めるのは勘弁して欲しい。