ラスプーチンを見た

DVDでラスプーチンを見た。
でも、これラスプーチンは客呼びのネタ。本当はロマノフ王朝の終焉をテーマにしてる。
なんか思った。
統治者、もしくは絶対権力者の力の基盤って何かを描いてる映画じゃないかなって。
 
わかっちゃいることではあるんだけど、頂上にいる人の力の根源って、そこにいる人の総意の上に成り立ってる。
国であれば国民の総意。
会社であれば、社員の総意。
中世までは、これが出来ない王様は、いきなり殺されてたし…
 
力が強くなればなるほど、「そこにいる人」が増えるから、統治者は最大公約数の総意を見極める力が要求されるんだろうだろうな。かつ不自由になっていくんだろうな。
 
小泉さんは見事だと思う。小渕さんもね、死んじゃったけど。
ホリエモンわりと好きなんだけど、やられちまったなー。ありゃ告発だもん。
金を増やす人って以外あんまり印象ないな、考えてみると。理想とかあれば、大枠目をつぶるもんだと思うんだけど…
 
完璧なのはやっぱりカエサル
かなり好きなのは幣原喜重郎吉田茂田中角栄。乱世の政治は下手な映画より面白い。