環境の変化にDNAは追いついてない

saitoon2006-05-07

その猫たちを見てワルザザードで思ったこと…たぶん全部で30秒くらいだったんだろうけど。
 
先進国の少子化後進国の人口急増って、もしかしたら似ている事なのかもしれない。
人間が言葉を使うようになってから1万年も経っていない。その前の100万年間は裸で狩りとかやってたはずだ。
その頃の人間はマンモスとかに踏まれたり、逆に肉食獣に食われたりしてたはずだ。
客観的にDNAとか考えれば、その辺の動物と変わらないはずなんだけどね。
 
戦争とか飢饉とか命の危険に晒されると、人は協調したりする。
楽ちんな環境だと、楽なほうに流れる。
自分中心になる。
生き物の自然な対応なのかもしれない。
猫だけじゃなく人間も。
 
予測では、この先たぶん100年後あたりに、人口が現在の3倍に増えて、地球が温暖化して、酸素が少なくなって、都市の7割が海に呑まれるらしい。
最悪、最後は酸素不足で普通に酸欠で死ぬ人が当たり前になるかもしれない。
 
戦争かウイルスで人口の5割が減るなら、なんとかなるかも知れない。
異常増殖したネズミが集団自殺するって話を思い出す。
少数のお金持ちは確実に生き残るだろうけど、生態系が崩壊した世界でどうするのかな?
なんて思った。
 
だけど、砂漠にワクワクしていたサイトゥ−ンは、そんな思いを一瞬でどこかに追いやった。
 
「ほとんどの人は自分の都合のいい未来しか見ようとしない」
2000年前にユリウス・カエサルが言い放った台詞が痛いな。