着いた!見た!あっけにとられた!
車はホテルの一つに入る。
電気は引かれてるんだろうけど、水はどうしてるんだろう。
ホテルの裏から砂丘が始まっている。
砂漠でなく、ここからは大砂丘が始まっている。
見渡す限り砂。
うねって、曲線を描いて、緩やかな陰影を見せている。
写真でよく見た風景だけど、やっぱり写真じゃ伝え切れるものじゃない。
誰かが言ってた…
やっぱり肉眼レフが最高でしょって。
一眼レフじゃなくね。
そして、ホテルの裏にはラクダが15頭くらいいた。
座っているラクダは、映画やテレビで見るラクダそのままだった。
砂丘でのツアはーホテルが運営しているらしい。
僕らは、ラクダに乗って砂丘の丘を越える。
夕日がだいぶ斜めに傾いている。
光はいい感じだけど、日が落ちるまで、そう時間はない。
写真の取れる時間はそうないって事。
早く出発したいと思った。
荷物をホテルに預けて、水とか貴重品だけを持っていくのだという。
先着のフランス人のツアーが出発しようとしていた。
ラクダが立つのをはじめて見る。
後ろ足を立ててから、前足を立ち上がる。
よいしょ、って感じ。
またがって、いきなりツンのめる。
その後、突き上げられるってのかな。
ラクダの周りには、栗くらいの黒い玉が散乱している。
後で気がついたけど、ラクダの糞。
はじめは石だと思ってた。