朝のメルズーガで頭がくるくる回ってた

静かさは夜と変わらないはずなのに、なぜかほんの少しだけ騒がしく感じる。
ほんの少し、動いている生き物が多くなっただけど、騒がしく感じるものだ。
 
でも多いかもしれない。
あちこちで見れば、100頭くらいのラクダと人が動いているわけだから…
 
昼の砂漠は暑い。それでも35度くらいじゃないかな。
乾燥しているから、暑苦しくは無いけれど。
ただ、砂は50度くらいにはなっていると思う。
 
昼は歩けるものじゃない。
昼は動かないのが、砂丘の生活。
 
ロッコの乾季の空にはほとんど雲が無い。
乾燥していて、雲になる水蒸気がない。
だから、見上げればいつでも青空。
夜は、いつでも星空。
 
9月中旬の砂丘は、思ったほど冷えない。
深夜を過ぎても5月の夜位の涼しさでしかない。
 
シャッターを切りながら、そんなことを考えていた。
ここに来るまで感じていたことが、言葉としてまとまっていく。