だんだん暑くなってきたよ。

ジュラバもお土産頼まれてた。
時値段を聞きながら、通りを歩いた。
100〜200DH。
半値くらいで聞き返してみる。
無理だよという手振りで話が終わる。
 
話が終わるって事は儲からないから。
たぶん、だけどガイドブックに書かれているような、観光客には10倍くらい吹っかけてくるってのは無いって感じがした。
まあ、あんまりしつこくないんで、お礼を言って店を出る。
 
お城の裏手、旧市街との境についた。
携帯電話とか売っている。
なんかしつこい呼び込みの兄さんがいた。
ウチの兄貴が社長で、おじさんが日本に行ってた!だからお茶のみに入ってくれ!
みたいな事言ってるんだけど、何を売ってるのか分からない。
話してみると、国際電話カードを売ってるらしいんだけど、なんか売り方からすると偽造カードっぽく感じた。
 
公園を抜けて行くことにした。
なぜかアジアチックなエリアがあった。
竹林に小さな沢。中国か日本庭園っぽい感じに出会うとホッとする。
 
旧市街の入り口へ。
城壁沿いを歩く。巨大な石畳の広場に出る。
日差しが強くて、石畳の反射が厳しいんだけど、広場のど真ん中を歩いていった。
なんとなく、でも土地とか建物を感じようとするなら、その真ん中に行ってみるほうがわかる。
 
マラケッシュのフナ広場のような役目があったんじゃないかなって思う。
けど、血なまぐさい感じはないな。フェズ自体が血の匂いがしない。