お呼ばれして、家庭のタジンを一緒に作る

saitoon2006-06-29

いくら誘われたって、手ぶらじゃ行けない。
 
運良く持ってきた、ほとんど使っていないジバンシーのボディソープをお嫁さんに、アブドラにはわからなかったので市場で葡萄を買って向かった。
午後7時に約束たんだけど、買い物で10分遅れて門に着いた。アブドラは気を揉みながら待っていてくれた。

とりあえず、お嫁さんにお土産って言ったら、直接渡してくれって言われて、2階に案内された。
お嫁さんに、お祝いを言って渡す。両親に会ってくれって言われて、居間に通された。
可愛い女の子のお孫さんがいた。モロッコの子供は本当にキラキラしてる気がする。
 
素晴らしい壁の装飾だった。でもこれが普通なのかもしれない。壁に沿ってソファが部屋を囲む様式だった。
ご両親が座っていて、お茶をいただく。テレビで王様の番組をやっていた。学校で教育状況を視察されていた。
しばらくテレビを一緒に見ていた。なんか不思議な気分。
しきたりが分からないんで、とりあえず正座をしていた。

アブドラと一緒に自家製タジンの作る。
鍋に肉団子を入れて、軽く茹でる。
それにジャガイモや人参を入れてしばらく茹でる。
火が通ったところで、香辛料を入れて軽く混ぜる。
ここからタジン鍋に移して、放っておく。
水分がだいたい抜けたところで出来上がり。
簡単に言えばこんな感じ。
 
一緒になって作ったんだけど、だいぶ忘れてしまったな。
でも味は、修飾なしにモロッコで一番旨いタジンだった。