魔女の本音を聞いた

スタジオでの話。
 
カタログのイメージカット。
モデルは20代後半から30代中頃、ミセスのイメージ。
 
その時のヘアメイクとモデルと話した話。
 
いつまでが「女」なのかという話になった。
もちろん性別という事を言っているんでなく、美しさだったりセクシーさだったり、
男や回りの気を引く要素の事なんだけど。
 
そういう意味では、女の寿命は肌で決まる。
20代でも、ダメな肌は数年後が見える。
 
優秀なメイクは、肌を医者並みに知っているし、そのテクノロジーも熟知している。
 
基本的に、メイクアップでカバー出来ない。
できるとしたら、モデルの個性を生かすのでなく、キャンバスとしてくらいの気持ちで顔を作る場合。
空調がしっかりした空間でなら、数時間はお面を保たせられるとの事。
 
怖いのは、というか避けた方が良いのはダメな肌をカバーするために化粧が濃くなる事。
メイクが上手ければ別人になれるけど、下手なら顔が怖くなる。
 
経験的にもマジで怖くなるのをたまに見る。
 
基礎化粧がどれだけ大事か認識した。
それにしても、
「顔はやっぱり女の命だし、メイクは命を扱っている」くらいの気概がある人が上に登ってくるんだと思った。
 
すこし感激した。少し鳥肌が立った。