サンバの写真を考えた

11月から年末にかけてサンバ関係の撮影をいくつか頼まれた。
サイトゥ−ンは仕事でないって思う写真でお金はもらわない事にしてる。
作品という位置付けで写真を撮りたいからだし、納得していないものを断れない環境を作りたくないだけだったりするんだけどね。
 
作品撮りだから自分の為に出来る限り動く。
ロケーションが悪ければよさそうな場所を探すし、小物が足りなければ探す。
本来、コーディネーターがやるべき事でも、スタッフの能力が足りないなら自分でやる。
 
当然写真家だから写真が良くするために努力をする。
それでも、良くない結果になることもあるね。
 
お互いに表現力があっていい写真って出来上がる。
だからモデルの力っていうのもかなり重要。
つまりモデルと写真家がヴィジュアル的なコミュニケーションが取れていないとしたら、撮る前に惨敗が予測できる。
 
だから関わる人全ての積極性とか目指している美意識のレベルってかなり大事。
写真っていろんな人の共同作業で出来上がる。
一番大事なのは自分の役割を理解する協調性。もう一つは相手の仕事を理解する力。
そして、場の空気を読む力。
そこから一体感が生まれて、クオリティが上がるんだよね。