日曜日。
実は現地のお金がほとんどない。
円も尽きたし。という訳でお金をおろしに行く。
 
4人で散歩がてら街の中心へ。
途中でライアンが音のするほうへ。
テレビのスタジオみたい。
子供たちが踊っていた。
見ていたら、お誘い。
奥へ一緒に入る。
新興宗教の勧誘だったみたい。

特別会場へ招待される。
テレビに出演しろって事かなって思って付いていった。
 
途中で気がついた。
切れの良いところでライアンは席を立つ。
続く3人。
 
出て大笑いしてた。
なかなか経験できない話だねって。
 

旧市街へ入る。
この辺の国、市の中心の広場は、なぜかアルマス広場って名前なんだよね。
 
用心深いヨシコ姉さんと昨日空港で会ったオバちゃんの話もあって、軽く用心してる。
したらさ、両替所前であった、ちょっと英語話せるペルー人の姉さんが登場。
危ないから電子辞書しまいなさいって。
 
聞くとベビーシッターと美容師をやってて、出稼ぎでチリに来てるんだって。
ここは給料が安いから、ニュージーランドで働きたいって。
 
話がライアンとになる。ニュージーランドの話をしてた。
 
カテドラルを出て、個別行動。
警戒モードをかなり上げる。
確かにさ、街を歩く人が笑っていない。
だけど、現実的には普通に歩いてる分には昼は危険なことはまずないよ。
 
あんまり性格の悪い旅行者にもなりたくないんで、気を付けつつ脇を甘くした。
お腹がすいたので、中央市場へ。
シーフードてんこ盛りのスープを頼む。
美味い!けどまあ市場料理だね。素材に助けられてるもん。
面白かったのが、王様のエキスと言われる冷たいスープ?
料理であまった臓物やエビの殻とかを集めて、グラスの底に沈めて、冷たいスープを注いだもの。
綺麗に作れば美味いのにね。
グロイです。二口でやめた。
 
気のいい客引きの兄ちゃんに挨拶をして、市場を離れる。
 
トラムに乗って丘の上へ行く。
寒いね。ちょっと薄着。がんばる。
感覚がまだ掴めてないけど、こっちは秋なんだもんね。
 
頂上にマリア様が立ってた。
聾唖の人が貴賤してた。
微妙に読めなくて、ごめんなさいって言ったら、気にするなって言われた。
なんとなく分かってたけど、その程度のお金を出さなかった自分、ちょっと嫌だなって思った。
Soy de japones
世界で二番目にお金持ちの国の人だ。 
世界は日本人をどう見てるか…ちゃんとした人たちは、日本人をお金持ちで、勤勉で、約束を守るって思ってる。
現実的に、そういう仕事を自分たちの親の世代までがしてきたから、概ね日本人は大事にされている。
それをあちこちでビシビシ感じた。
侍のような人がいっぱいいたのかもしれないね。