朝8時に起きる。
今日は買い物を済ませて、午後にアルゼンチンに移動する予定。
早めに朝ごはん。
日本人が泊まっていた。
せっかくだから朝ごはんがてら色々聞こうと思った。
したら、そのまま一緒にパラグアイに行くことになった。
 
そんなものだよね。
9時にホテルを出る。
早く帰れたらチェックアウトするし、遅かったらもう一泊するねって言って。
 
バス乗ったらダイレクトに、何のチェックもなしに国境を越えた。
パラグアイの街、
名前はシウダッド・デ・エステ。
「東の街」って名前さ、直球すぎない?
 
感じは戦後復興期の街に秋葉原の電気街がある感じ。
会ったタニミチさんはこういう町が大好きみたい。
写真バシバシ撮ってた。聞くとサンデー毎日の記者だったみたい。
 
カメラ買うの付き合ってくれて、一緒に日本料理屋さんで昼ごはん食べた。
ビュッフェだったけど、ちゃんとした味付けの定食屋さんな感じでした。
 
しばらく街を歩いて、歩いて国境を越えた。
したら止められた。
バスでならノーチェックで見逃してるんだけど、歩きだとパスポートとかチェックしなきゃならないみたい。
今度はちゃんとハンコもらってねって言われた。
はーいって感じで挨拶してブラジルに戻る。
 
この緩さは平和の証ですな。
 
排気ガスと歩いたのでのどが渇いた。
カフェでビールを飲んだ。
何がきっかけだったか、環境問題の話から始まって、共産主義の話を延々2時間くらいしてたかもしれない。やっぱ記者魂なのか議論大好きみたい。
サイトゥ−ンはかなり聞き役。まあこんなところでこんな話で時間つぶすのも面白い思い出。
 
そんな感じで、ブラジルを離れるのを翌朝に変更して、夜に近くのシュハスコ屋に行くことにした。

7時くらいから2時間近くかけて、ブラジルワインで肉放題。
でもさ、5分おきくらいに延々と肉持って来られてもさ、
たぶん腹いっぱい食べてくれって気持ちのサービスだと思うんだ。
でも、頻繁すぎて椀子そばみたいです。
 
適度っていう品格が大事だよ。
それにしても肉は美味しいかったけどね。
そんな肉好きでもないのにかなり食べられました。
 
レストランではハープみたいな楽器とギターでカンツオーネみたいな演奏してた。
声が良かったんで、聞いていた。タニミチさんはまだ色々話したいみたい。
床屋談義も好きだけど、ちょっと何度か話をさえぎっちゃった。
上手い料理と良い音楽があったら静かに楽しむ感覚って大事。
 
優雅さと豪胆さと持ち合わせる。
人生でもっとも価値のある感覚のひとつ。
 
良い写真を撮る上では必須。
 
その後、メールを打ってシャワーを浴びて、荷造りをして寝た。