saitoon2008-05-25

そしてコルドバ大聖堂。
8時頃起きる。
でもベッドから出られない。
それなりに疲れが溜まっていた。
ゆっくりストレッチしながら体を解していく。
うーん、ちょっと気をつけないと。
 
お湯を張ってまたジャグジーに30分入る。
で午前10時過ぎにはチェックアウトした。1時間4000円弱の優雅でもない時間だった。
広くて静かなのは良いけど、そんなお金を出す価値のあるホテルじゃない。
外側錆だらけ。わざとだと思うけど、変なデザイン。
 
チェックアウト。朝だから人が変わっている。
昨日の夜、レセプションに頼んでおいたクラナダ行きのバスの時間を聞く。
電話番号だけがメモで残されていた。それもポストイットで。
とりあえず電話してくれるように頼む。一度電話する、電話が繋がらないって。
バスステーション行って調べてくれって言われた。
それ以上の対応はする気もないようだった。
 
サイトゥ−ンは、こういうのを一流ホテルとは言わない。
日本でも成金馬鹿が喜んで使いそうな感じ。
 
文句言ってても解決しないんで、バス停へ行く。
17時と19時。19時を予約。
タクシーでフェリオに移動。
 
午前11時。閑散としたフェリオ。巨大なテントが80個くらいあって、フラメンコショーとかレストランとかダンスクラブとかいろいろある。
要するに巨大な期間限定の夜市みたいなものらしい。
昨夜のホテルのレセプションでは24時間一週間続けてやってるって言ってたじゃんよ!
 
歩いて橋を超えて、コルドバ大聖堂へ。
もう歩くのがちょっと辛い。体に栄養が回ってない感じ。
バールで朝ご飯。

大聖堂の近く。小奇麗な店。相変わらず暇そうなおじさんが朝から飲んでる。
食べてから昨日の夜見たショッピング街に行く。日曜なので閉まってるのがほとんど。
ダラダラ歩いているとフラメンコの格好をした女の子が親に連れられて歩いてた。
後ろからついていく。大きなバス。
何人か、親に連れられてバスを待ってた。
遠目から写真を撮る。
お父さんと目があった。軽く笑顔で頭を下げる。
大体の人は、笑顔を返してくれる。
 
広いアベニーダを歩いた。
こっちの子供は可愛いね。鳩を追っかけてた子を撮ったりしながら歩く。
 
住宅街の中に入る。
暇そうなバールを発見。
入る。親切な姉さんと弟みたいな店。
フェリアとトロの事を教えてくれた。
でもオリーブは、あんまり美味しくなかった。食べたけど。
 
もう一度フェリアへ。
こんどは歩いて。こっちはタクシーかなり高い。
 
行ったけど盛り上がりはまあまあ。
大テントでフラメンコショーやってたりディスコだったり、レストランだったり。
パエージャ焼いてた、人が入ってるレストランに入る。
そのパエージャ食いたいってね。
カウンターで若い兄さんに日本語を教えてくれって言われた。
俺の名前は日本語でどういう意味だ?だって。
 
でもさ、ミハエルとかホセとか言われたって日本語で意味なくない?
見這瑠…かな。魅廃屡とかにするとヤンキーだな。
 
遊園地に移動。アトラクション見てた、スペイン人だなって思った。
みんなバラバラ。この国らしい。
 
フェリオはもう大体読めた。
 
また旧市街へ、17時にホテルへ。
疲れたんで入り口のカフェへ。20分しても注文取りに来ない。
人が少ないのも歩けど、この5つ星のホテルのレベルはこんなもの。
人件費かけてないから儲かるだろうけどね。
 
ACコルドバなんとかってホテル
二度とこのグループのホテルに泊まる事は無いだろう。
 
19時
バスでグラナダへ移動。
視界の端まで延々と広がるオリーブ畑に驚いた。
ちょっと雨が降った。日が暮れる前に長い虹を見た。
 
グラナダの駅に到着。
バス停はタクシー待ちでいっぱい。
待ってる客はとりあえず並んでる感じ。割り込みするわ、前に行かないわ。
あいかわらず序列がないな。
 
運転手に安いホテルがあるエリアにつれてってくれって言う。
お勧めのホテルにつれててもらう。
結果として、遠くの高めのホテルに連れて行かれた。
いいけどさ。
彼はロビーまで荷物をもって行ってくれて、じゃあって出た。
 
レセプションで値段を聞く。
70ユーロ。へ?
トレドの高級な感じのホテルCarlos Vと同じ値段?
レセプションの感じからいって、その価値がない。
民宿の番台みたいなレセプションから70ユーロっていわれてもな〜。
 
断りお詫びをして、他のホテルを探しに出る。
したら、そのタクシーが停まってた。
即、状況を理解した。
サイトゥ−ンが泊まったら、バックマージンを貰うために待ってた訳だ。
スーツケースを引いて、道路を歩いていくと後ろからついて来た。
安いホテル知らない?って聞いた。
運転手は分からないって言って去ってった。
 
だから駅とか空港にいるタクシーに相談なんかしちゃいけないんだよ。
 
運良く、すぐにホテルインターナショナルってのが見つかった。
25ユーロ。即OK。とりあえず部屋は古いけど、清潔だった。
近くのバールでご飯を食べて、寝る。