サントリーニ島は良いよ、かなり

saitoon2008-06-22

朝、日差しで起きる。
6時半。
久しぶりに精神的に穏やかな気分。
全てがコントロール出来る範囲にある。
 
小さな島だからね。
 
移動するのはバスの時刻表が全て。全部デジカメで撮ったから、行きも帰りも把握してる。
そしてビーチの場所。小さな島だからどのくらいで着くかも分かる。。
スーパーに何があるか分かって、相場も把握した。
 
何も不安がない状況でのんびり&まったり。
サントリーニ、VINAは本当に癒してくれる。
ベッドメイクもなければ、ルームサービスもない。
オバちゃんは、パタパタ洗濯してたり、友達と携帯電話してたり。
要するに放っておいてくれる。
だけどね、 
朝ごはんを食べてると、カフェ?って聞いてくれて、コーヒー持ってきてくれる。
台所貸してって頼むと、アリもので小さなサラダ作ってくれたり。
 
隣の気の良いご夫婦って感じなんだよね、全てにおいて。
 
テラスで朝ごはん食べてダラダラしてたら、もう10時。
カマリビーチへ準備して出かけた。
バスで15分くらいかな。
サントリーニのバスはちょっと上の道を走ると沖縄みたいに島の両側の海が見える。
それでどこを走っているのかが分からなくなる。
カマリビーチは、砂のビーチじゃなくてまるい小さな砂利のビーチ。
波が強くて、風も強い。
ビーチに沿って、一本道があって、海側に屋根の付いたテラステーブル。反対側にレストランの建物って感じ。
小ぶりでお洒落でのんびりしたい人には良いかもね。
海に向かって右にはサントリーニで一番高い岩山がそびえている。
なんか日本にない豪快でゆったりしたビーチ。
なかなか良いね。

でも海に入らなかった。
なんか見ただけで十分な感じと、他も見てみたい気分が交錯しながらビーチ沿いを歩いていった。
すごくお洒落な感じのレストランバーを見つけた。
写真とって良い?って聞いた。オーナーが出てきてもちろん!って感じになった。
写真撮ってたら、このテーブルセット日本じゃいくらだ?って聞かれた。
たぶん20万円位。1400ユーロくらいじゃない?って答えた。
そりゃ高い!この店全部で5000ユーロだって、驚かれた。
黒塗りの籐の椅子が並んだその席に座って、ビールを飲みながら海を眺めたら最高にお洒落な気分だね。
椅子は籐でなくてビニールの素材を組んだもの。
別に良いんだけど、これだったら日本でも1セットが5万円くらいで揃うんじゃないかな。って事は日本でも変わらないか若干安い気がした。
 
ちなみにスーパーの食料品は日本より高い。平均したら1.3倍くらいじゃないかな、って思った。
レストランではコースで12ユーロくらいが通り値。二皿にパンとコーラで2100円くらい。
マックのハンバーガーが520円くらい。
なんとなく、割高な気がしてレストランは避けてた。
ビラでご飯つくれたからだけど、結構満足なご飯が4ユーロ。牛乳とフルーツジュースたっぷりでね。それでも680円か。
安くはないけど、無理に切り詰めないで過ごすには妥当な額かもね。
 
レッドビーチ船で行くのどこかな?って聞いたらバスだよって言われた。
ふーん、じゃ昼ごはん食べに一旦帰るか。
って感じで1時頃戻る。
フィラに戻って、スーパーに寄って牛乳とジュースとウインナーとハムとチーズとトマトとバナナとレモンを買った。
やっぱり12ユーロくらい。
持って帰って、マダムに台所を貸してもらってウインナーを焼いてた。したら島の野菜だよって、プチトマトを5,6個ぶつ切りにして、ピーマン軽く切って、オリーブオイルと塩で味付けしたサラダを作ってくれた。
サントリーニ食べなさいって感じで。
かなり嬉しかった。
なんかお客じゃなくて友達扱いしてもらえるのは旅してるとさ、本当に嬉しいんだよね。
 
ちょっとやばい。弱くなってるのが分かる。ホームシックとかじゃなくてね。

30分くらいで食事を済ませて、バス停へ。途中から小走り。
レッドビーチ行きのバスに飛び乗った。
 
海にぶち当たって終点。
そこからは船かバスでレッドビーチへ。
でもサイトゥ−ンは降り損ねた。
バスが戻り始めたので、これってレッドビーチって運転手に聞いたら、止めてくれて下ろしてくれた。
 
歩いて10分。駐車場があって、その先にレッドビーチが見えた。
かなりの迫力。
ここでのんびりしようって思った。たぶん2時半から6時頃まで居たかな。
ただ寝てるだけ。
透明度の高い海と、見上げれば赤茶色のそそり立つ壁のような赤砂?赤岩の崖。
その下にレッドビーチがある。
ベッドとパラソルがずーっと並んでる。
一パラソル7ユーロ/日。
 
7時くらいに帰ってきて、カメラ持って、夕日と教会の良いポイントを探しに歩く。
フィラから1キロ上の村と2キロ上の村。
現実的には村っていうよりも、崖に張り付いたレストランとホテル、ビラ、ペンションの集まったリゾートエリアなんだけどね。
 
良い風景はあったけど、これだよ!サントリーニってのは見つからなかった。
 
とぼとぼ、ホテルに帰る。
夜は、ウインナーと残ってたサラダとトマトぶつ切りを混ぜて、レモンを絞ったプレート。
中身はあんまり変わっていないんだけど、印象がかなり変わった。
それにチョコクロワッサン。
スーパーで25セントのパリッとしてないクロワッサン。
ちょっと贅沢なことを言いつつ、満足。

10時過ぎて、探したインターネットカフェへ出かけた。
 
北欧のクルーズ船の撮影を依頼されてた。
北極圏クルーズらしい。酷寒の地か…。せっかくの世界旅行だし、行ってみるのも良いかもね。
良い写真撮ろう♪受けることにする。
その為には複雑なワンワールドのチケットの変更と、ノルウェーへのチケット手配、それにまだ決まっていないスケジュールが絡み合った調整をしなきゃならない。
とは言え、島じゃ飛行機会社のカウンターなんて無いから、飛行機の変更なんて出来ない。
スケジュールの確定させて、後はアテネの空港でやれるだろうって高をくくっていた。
 
wi-hiのあるカフェ、ワイン4ユーロ。
会計したらネットが1時間2ユーロ。自分のパソコン持ってきてるのにかよ…。
2時間やって、いろいろメールして1400円くらい。
 
大体の予定が見えてきた。
チケットのどこをどう動かせば良いか組んでいく。
アテネを軸にするか、早めに移動してロンドンを軸にするか、チケットを一枚キャンセルするとどうなるか…
そこに各航空会社の対応って不確定要素が絡んでくる。

後から書くことになるけど、ワンワールドのチケットに関して、“アメリカンエアライン発行”のチケットは絶対選ばないほうが良い。
購入するときに旅行会社で確認したほうがいいね。その旅でトラブルが起きたときに天国に行くjか地獄に行くか位の差があるかもしれない。
南米ではアメリカ自体が嫌われてるからか、変更などに関してエアラインが非協力的でひどく苦労した。
そしてペルーにしてもチリにしても、アメリカン航空のカウンター自体が最低な対応だった。
少なくとも購入するときに、旅行会社にどこの航空会社の発行かは確認したほうが良い。
ヨーロッパ行くなら、ヨーロッパの航空会社から。南米に行くならラン航空とか。
少なくともサイトゥ−ンはアメリカン航空は、世界中のどこでも一切信用出来ないって考えるようになった。
潰れてしまえ!
ついでにイベリア航空も死んでもらいたい。
 
ちなみにイースターのラン航空のカウンターは素晴らしい対応してくれた。
 
続く