そして北極への巻

saitoon2008-06-23

深夜に目が覚めた。
朝の4時。日本だと午前10時頃。
用件だけの手短なメールを打ちにカフェに。店は閉まってると思うう。だけどWi-Hiだからメールは出来ると思って行ってみた。
やっぱり繋がった。

便変更の可能性と、旅の予定をメールした。
その後日本に電話する。
とりあえず、伝えなきゃならない事は伝えた。後は指示待ち。
 
ホテルに帰って寝る。
 
そして朝になる。
 
今日はカマリビーチの山の向こう、丸々ビーチへ行こうって決めてた。

結局出たのは、昼前。ご飯を食べてからのんびりバス停に向かった。
バスステーションには親父さんがいた。
軽く挨拶して、バスに乗り込む。
 
20分でビーチに到着。
すぐに気に入りそうなパラソルを探しに行く。
 
たぶんヨーロッパの人にとって、海は泳ぐところって言うより日焼けするところ。
昔は焼けた肌が大好きだったサイトゥ−ンだったけど、最近日焼けは一度か二度するくらいかな。
なぜか海外の日差しってかなり強い。日本より紫外線がかなりある感じ。
なんか皮膚癌になりそうな気がして、あんまり焼く気にならない。
なので、ほとんどパラソルの影に隠れて海を眺めてる。
なんかさ、焼けた顔が男らしいって思ってた時期を過ぎたんだろうね。
 
夕方帰ったら、のんびり刺身でも食べてようかなって思ってた。
ってのは、昨日の夕方夕陽を撮りに歩いてたら、日本人のやってる寿司バーに出会った。
 
ネタは良さそうだし、地元の魚を食べて見るのも良いかなって思ってた。
だけど、ビーチでの帰りに韓国人のゴヒョンとバス停で出会って話した。
彼は、スコットランドで英語の勉強をしてるみたい。
 
流暢じゃないけど分かりやすい英語。
とりあえず夕陽の見えるレストランで一緒にギリシャ料理を食べることになった。
ちょっと高かったかもしれないけど、あまり上手いとも思わなかったけど、夕陽はよく見られた。
でも、別にお金払って見るほどのものじゃないね。
 
初めての観光地で一発で美味しいレストランを探すのはほぼ不可能に近いね。
だいたい美味しい店は都会にあるもん。
ちょっと都会のホテルだと聞いても宛にならないしね。
 
でも不思議にあれだけ大好きだった天助の天麩羅とか、串兵衛の鳥とか、バンコーネのイタリアンを食べたいと一度も思っていない。
サイトゥ−ンは、たぶん順応性は相当に高いからね。
 
それはそれとしてゴヒョンとは、またいつかどこかで会おうなんて格好つけた台詞で別れた。
 
その日も窓を開けたままで寝た。