バンコク

WWFの人が取ってくれたホテルはノボテル。
タイだから仕方ないのかもしれないけど、ほぼ連れ込み宿になっていた。
 
夜、ノボテルのロビーに煙草を吸いに下りるとに、ヨーロッパのおじいちゃんが10代の女の子を買って、ホテルに連れ帰ってくる。
10分に一人は入ってくる。

ホテルのセキュリティガードがエレベーター前で、女の子の身分証明書をチェックして、ID番号を控えてから女の子を中に入れていたって事。
 
ちょっとビックリした。
お客の安全を守るという意味では、しかるべき対策なんだろうけど、
あからさまだなとは思った。
 
タイで売春なんて、ありがちな話題なんだけど、ここまで普通なんだとは思っていなかった。
 
眺めている感じでは、東南アジアに売春に来るのは、8割は西洋人だと思う。
ちなみにほとんどのヨーロッパの国々では、売春が禁止ではない。
その夜ネットでそんな記事を読んだ。
 
だからなのか、女の子を買いに来るのも、気軽に見えた。
 
日本人旅行者の売春ツアーが以前問題になったけど、
現実のタイは、西洋人の売春天国。
そして、売春が悪いと思っている感覚もない。
 
そして、売春を非常に悪として扱っている国は、
アメリカと日本、それに中国くらいなものだとWikipediaで読んだ。
 
日本の常識と世界の意識の差…
二重の驚きだった。