バンコクから北京へ

昼前まで寝てチェックアウト。
 
「空港へ」と言って値段を聞く。
ホテル乗り付けのタクシーがぼったくり値段を言う。
乗る前に、運転手と言い争いになる。
ドアマンが、運転手に諦めろと納得させる。
 
もうこの国のホテル周りは、観光客は絶対外国人料金を取ってやる!くらい徹底している。観光客は払うのが当然だと思っている。
カイロ並みに腐っている。
 
空港に着くと、真ん中にあるのは「King Power Information」
要するに空港のインフォメーションだったりするんだけど、いちいち王様はすごいんだぞって感じ。
 
タイのこの感じは好きではない。
仏教と洗脳を合わせた権威に、利権者が集まっている印象。
 
超リッチな利権層と超貧乏な層がいるのだけど、
それを宗教と合体した既得権が覆っているように見えた。
 
売春婦のお姉ちゃんまで王様は最高と言っているの見ると、
ここは色々な意味で自分には無理だなって思う。
 
さらばタイ。
よほど用がない限り、戻る事はないと思う。

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ちょっと長くなるけど、北京到着の事を書く
 
空港に到着したのが午後7時頃。
宿はオクトパスで予約したホステル。
 
プリントしている紙はあるけど、英語でしか名前が書いていない。
とりあえずタクシーに乗って、紙を見せる。
 
ドライバーは20代の男性。
英語は読めない。
でも、住所の英語を読んで、北京のどの辺かというあたりまでは理解した。
でもホテルの名前も英語しか書いていない。
ここがネックだった。
宿は中国読みで「北京昇龍招待所」英語読みで、Beijing Dragon Hostel。
これが分からず、10分くらい探したけど見つからなかった。
結局彼が電話をかけてくれて、無事に到着した。
 
でも携帯電話代とか請求しなかった。
この時初めて、中国人に対してのこれまで聞かされたイメージとの違いを感じた。

大感謝だったので、チップを渡して下りた。
 
後から知ることになるのだけど、
本土の普通の中国人はお金にあざとくはない。とその時思った。