とりあえず北京を回ってみるのだった

saitoon2008-07-17

朝、9時頃に起きる。
着替えて、外へ。ホテルは故宮から2ブロック西の電子灯って地下鉄駅の近く。
 
中国の朝食が食べたい。
故宮方面へ歩きながらお店を物色。
朝から開いているソバ屋さんがあった。
 
写真入りのメニュー。
でもよく分からない。
中国語と日本語は、同じ漢字でも意味が全然違う…
日本人は筆談で何とかなるなんて誰が言ったのか知らないけど、嘘だぞ。
 
とりあえず食べてみる。特別感想なし。例えるなら駅のソバ屋さんみたいな感じ。
 
その後、王府井を歩いてみる。
 
たぶん北京オリンピックの為に建築中のエリアにはビルボード。そこにはOne World, One Dream。と書いてあった。
 
自分の記憶では、マスメディアは中国は身勝手で中国人はお金に汚いって繰り返し聞いてきた気がする。
 
本当にそうなのかな。
自分の目で体で感じたことは、そうではないんだけどね。

北京は日本並にモラルがあるよ。
日本で言われているような、ズルい中国人には会わなかった。それが北京だけのことなのか中国全部のことなのかは分からない。

それはどう言うことなのか考えてみた。
商取引には厳しいのと、ズルいのは違うと思う。一緒くたにしてるんじゃないかな〜
 
国家体制が違うから、アメリカから圧力があった事はあるだろう。
でもこれまで、本当に日本人が日本人として中国を見ていたとは思えないんだよね。
 
タクシーで鳥の巣へ。オリンピック前なんだけど、人がいっぱいいた。遠目に見物してから、頣和園へ。
環八を4車線にして高速道路にしたような道を走る。
車はトヨタにホンダにワーゲンにプジョー、ブランドは外国だけど中身は全部メイドインチャイナ。
♪マークみたいなビルとか、7みたいな形のビルとか、重力に挑戦しているビルがたまに建っている。これが5年前だったら笑えるだけの話だったけど、もうここからの中国は違う。
 
頣和園、西太后が国のお金をつぎ込んで作った巨大な庭。結果として財政を困窮させて、皇帝の時代を終わらせた原因になった場所。
でもね、それはベルサイユ宮殿と同じで、結果的には中国の最高水準の文化を残す場所になっている。
 
なんとなく思う。
時代を超えて残るモノは、人に優しいものではない。
限りなく、妥協をしないで追求したモノだけが残る。
 
タクシーで帰ろうとしたら白タクに出会った。
とりあえずついていったら、やっぱり白タク。
断って、普通のタクシーへ。
スムーズにホテルへ戻る。
 
疲れて、寝る。