旅本を見て思う事

掃除してた。
平積みになった、旅行関係の雑誌が玄関においてある。
 
整理するかどうか考えたあげく、中身を見てみた。
やっぱりクオリティがwebとは段違いに違う。
 
写真の質の良さ、ちゃんとしたライターが書いている内容。
 
webが情報のボーダーを取っちゃったか、必要な「情報」はタダになっちゃった。
その影響もあってか、出版不況だしね。
 
本を見て思ったのは、適度にクオリティの高い雑誌というのは、
美術教育的な側面もあったんじゃないかな。

少なくとも旅行雑誌は、行ってみたいって夢を抱くようなレベルだもん。
具体的な誌名を上げれば、Braviや旅やCRUISEといった旅行誌。
 
きれいなデザインとか、きれいな写真とか、きれいな文体とかね。
 
美しいもので、身近にあるものってなんだろうね。
そういうものが近くに無いと、美意識ってどんどん失われて行く気がした。