蘆溝橋と中国人民抗日戦争記念館に行った

去年の6月にギリシャで出会った7月にチェンと北京で再会したときに
ほんの少しだけ歴史の話になった。
 
日本は戦争の歴史を教えていないと正直に答えた。
実際、知らない。
終戦記念日近くになって、NHKで放送するテレビで少しだけ事実を知る。
 
現実的に相当ひどかったみたい。
毒ガスに虐殺。
 
展示しているものをそのまま受けると、
残念だけどやったことはナチスとそんなに変わらないね。
収容所とかなくて、いきなり毒ガス兵器。
使った場所が300だったか2000だったかって書いてた。
 
怖かったのかな?
なんか強大な素地を持った国に攻めに行ったらさ。
 
正直なところ、自分は関与していないから言えるけど、
 
動物でも人間でもそうだけど、酷い目に遭わされた側は忘れないよ。
やった側は簡単に忘れたがるけどね。


廬溝橋の中国人民抗日戦争記念館に関して
前のブログで日本軍の残虐さを書いたけど、もう少しちゃんと書く。
 
その展示の最後は小泉さんと会談してる胡錦濤首相の写真だったり、
国際会議で平和を語っている話だったりだった。
 
平和が大事だと語って終わっていた。
「現代の」日本を誹謗するとか中傷する内容は一切なかった。
  
現実的に現在の中国、というか北京しか知らないけど、
自分の目で見た中国は、覇権的でも攻撃的でもなかった。
よく言われる中華至上主義でもないと思うけどね。
 
これは中国の土の上に立って実感したこと。
自国が成長していくのが見える状況は、人が明るい。
高度成長期の日本も、そうだったんじゃないかな。
 
たぶん中国は日本で言われているほど懐狭くないと思う。