サンバカーニバルで考えた

ブラジルの音楽で、いわゆる歌い上げるような曲はほとんどない。
たとえば演歌みたいなね。

ラブソングでもパゴージっていわれる軽めの歯切れのいい曲が多い。
 
どうしてか解った気がした。
基本的に南米は感情を体で表現する。
だから、踊りやすい音楽になっているんじゃないかな。
 
比較してだけど、日本の曲って踊りにくい。
たぶん本能的に踊ることを意識しているかどうか。
 
たぶんしてない。
 
サンバなんか勝手に体が動くもん。
そして、これは言語も同じかもしれない。
 
偏見も多少あって言うけど、日本人は頭がいいから、
感情を言葉で表現するのが好き。
 
それは高度なコミュニケーションとは言える。
 
ただロマンチックな表現は、頭の良さと関係ない。
なんていうかゾクッとする感じとか、
腰がグッとくる感じって言うのがロマンティックっていうもんじゃん。

つまり感情とか体が理性と関係なくい反応するのがそれ。

むしろ頭のいい表現はロマンチックじゃない。
 
男でも女でもそうだけど、
体から醸し出す表現は、南米の方が遙かに上。
 
南米行くと実感するけど、日本人の恋愛偏差値は最悪。
でも日本人は頭いいから働く。
 
世界の恋愛パワーバランス、
恋愛やセクシーな快感はラテンに任せて、
日本人は世界のために働くのが世界のバランス。
 
六本木の黒人がモテるわけだ。