桂林の夜.その2

韓流?
そんなメロドラマみたいな話が旅には山ほど転がってる。
半分は作り話っぽかったりするけど。
 
それが旅の怖さと面白さなんだけど…
誰に何を言ったって、明日は会っている人が違う。
だから、どんなキャラクターにもなれちゃう。
 
現実的に、会ったばかりの男に深刻な相談する子ってかなり精神的にイカレてる場合が多い。
頭悪いとかそんなレベルじゃなくて、ちょっと狂ってる感じ。
 
残念ながら狂ってるのは直らないんだよね。
そんで狂ってる人にどんなに素晴らしい解決策を話しても、やらないし…
でもって狂ってる方がエネルギーが強いから、まともに説得しても絶対にかなわない。
 
そんな急激な感情の起伏に影響受けるのは楽しいよね。
恋みたいに感じたり、喧嘩みたいに感じたり。
 
普通の女の子がジェットコースターとか好きなのは、そういう事みたい。 
  
良くも悪くも感情を刺激してくる女の子ってのは魅力的。
ただ、そのほとんどは若干狂ってるのが難点。
 
普通じゃない彼女たちは、ジェットコースターなんかじゃ満足しない。