ニーチェの言葉であるのだ2
おじけづいたら負ける
「ああ、もう道はない」と思えば、打開の道があったとしても、急に見えなくなるものだ。
「危ないっ」と思えば、安全な場所はなくなる。
「これで終わりか」と思いこんだら、終わりの入り口に足を差し入れることになる。
「どうしよう」と思えば、たちまちにしてベストな対処方法が見つからなくなる。
いずれにしても、おじけづいたら負ける。破滅する。
相手が強すぎるから、事態が今までになく困難だから、状況が余りにも悪すぎるから、逆転できる条件がそろわないから負けるのではない。
心が恐れを抱き、おじけづいたときに、自分から自然と破滅や敗北の道を選ぶようになってしまうのだ。