2月10日

朝6時頃に起きる
撮影に良い時間は17時から18時。明日はもう少し早くなるだろうね。
 
朝食後に、エクスカーションオフィスへ。
女の子が座っていた。
で聞く。日本から写真を撮りに来たんだけど、トーネさんに挨拶したいって。
 
降りたわよ、ベルゲンで。それにトーネは女性だけど
あ、そう。じゃツアーリーダーは?
マグネ。今席外してるけど、10分で戻るわ。
はーい。じゃ、また来るね。
 
そんな感じの会話。
ところでインターネット使いたいんだけど。
レセプションで無料でID出してくれる。
ふうん、ありがと。
you are welcomeって言われる。
 
なんとなく色々分かりつつ、トロルフィヨルドに慣れていく。
11時半、オースレンへ到着。
4時間くらいの停泊時間。
ガイドブックを読むと、大火で全域が燃えて、アールヌーボーの街に生まれ変わったとの事。
 
小雪が降る中を歩いてみる。
港の向かい側、丘の上に行ってみるとそんな風景があった。
ここがベストなのかは分からないけど、たぶんここらへんかなって感じの家並みがあった。歩きながら、フロリダのホテルエリアを思い出す。あそこもアールヌーボーだったんじゃなかったっけな。
 
カリッとした感じのデザインと、色使いが好き。
色彩は南米のコロニアルな雰囲気。
 
急坂で、かなり滑りやすい感じ。何とか滑らずに歩き回れた。
ショッピングセンターがあったので寄る。
Norge Nowファッションは、引っかかるモノがないな〜。
酒屋があったのでワインを1本買う。
出航30分前には船に戻る。
 
戻ってマグネさんに挨拶。
でクルーズとフィッティ・ジャパンの意向を伝える。
要するに日本で絶対やれない「犬ぞり」と「オーロラ」を撮るのが至上命令だって事。
犬ぞりに乗れなくてもいいから、写真だけ撮らせてくれって事。
空いていればサーメのご馳走とかアイスホテルも行ければって話す。
 
明日確認してみるよ。ってマグネさん。
あまり笑うタイプではない。淡々と仕事をする感じ。
初対面にはかなり緊張するなあ。
 
夜、少し船の揺れを感じ始める。
フッティルーテンの沿岸急行船はそんなに揺れる船ではない。
というか基本的に揺れないと言っていい。
それでも船として最低限の揺れはある。
 
それは子守歌のような感じではあるけど。