12日

朝、船長の撮影
午前10時から、北極圏に入るポセイドンの儀式
南極で知ってるから、そんなにビックリはしないけど何度見ても面白い。
柄杓で氷入りの水を、首の後ろから入れるイベント。
何だよそれって感じの、イベントなんだけど参加してみると面白い。
水を入れた後に、薬草入りのお酒を振る舞ってくれる。
 
午後、船はボードーに到着。
特別エクスカーションに参加せず、フラフラと街を歩く。
普通のノルウェーの地方都市って感じ。
ショッピングセンターがあったんで、覗いている。
ノルウェーのファッションシーンってどんなのか知りたい感じだったんだけど、
なんか札幌のファッションシーンってこんな感じかなって感じ。
悪い意味でなく、変に尖ったファッションがなくて、普通にお洒落な感じ。
 
ショッピングセンターで、2階のテラスに上って女の子を撮ってた。
それにしても、金髪、亜麻色や栗色だったりする髪に、おっきめの碧い瞳。
ちょっと丸めのほっぺただったりする。
それはね、かなり可愛い。というより美しいね。
前に、ノルウェーに来たのは夏だったけど、その時も同じように思っていた。
 
サイトゥーン的に判断すると、世界で一番可愛いのはメキシコを中心としたラティーナ。
でも、一番美しいのは?って答えは、ノルウェージアン。
何なんだろう、あの均整が取れた美しさは。 
古代のローマ人に彫刻にして欲しい。
まあその頃は鹿の革着た蛮族だったろうけどね。
 
日本しか知らなければ、こういうところでも損する。
世界を回った方がいい。
四季が美しい国なんて、いくらでもあるし。
圧倒的な歴史を残している国もいくらでもある。
 
生きる上で最も大事なのは、
美しい世界を見て、美味しいものを食べて、幸福に暮らす事。
贅沢をするという意味でなくね。
そして価値を判断出来るって事。
 
夜、「バイキングのご馳走」というツアーに参加する。
バイキング全盛期の宴を再現したもの。
丘の上にバイキングの住処が再現された細長い昔通りの建物。
中に入ると、賓客としてコートというか布を羽織らせてもらった。
中は、それなりに暖かい。
全員が席に着く。
王様が登場して、賓客に挨拶をする。
そして宴が始まるって設定。
まあ、ご飯食べるだけなんだけど。
 
で明かりは真ん中の焚き火と、囲んでいるテーブルの蝋燭のみ。
暗すぎて写真取れないじゃん。
持って行った三脚が役立つ。
自分のテーブルの皿の上にしっかり置く。
それでもシャッタースピード1/2秒くらい。感度3200だぞ。
 
はじめに甘いワインらしきもの。
王様は、家臣と歌ってくれたりする。
 
でメインディッシュ。
マトン肉のステーキ。切って2枚にしたもの。
ポテトといんげん。人参。
 
無骨なフォークと、本当にナイフそのままのナイフで食べる。
今回中国人の女の子が多かったんだけど、ほとんどの子が手をつけずに残してた。
羊とかと同じ臭みのある肉だもん。
 
バイキング時代を追体験するイベント。でも良いエクスペリエンスです。食事は無しでも良いと思う。